認知症対応型共同生活介護【グループホーム】
運営方針
運営方針
(1)利用者に関すること
ア. 利用者に対し敬愛の精神をもって、心身の健康保持とその自立を助長し、施設での日常生活を楽しく、豊かに過ごすことが出来るように努めます。
イ. ノーマライゼーションの理念に基づいた支援を行います。
(理念ー自己決定・残存機能の活用・サービスの継続性)
・ 利用者個々の意思を尊重した支援を行うことと、十分なプライバシーの保護及び配慮に努めます。
・ 自立生活のために、利用者個々の障害の程度に合わせた残存機能の活用とADL(日常生活動作)の維持・向上のための支援に努めます。
・ 地域の行事に参加し地域交流を図ると共に、利用者個々の心身機能の維持や自己実現に向けて支援に努めます。
・ 個別の介護サービス計画を作成し、持続性のある一貫した個別処遇が行われるように努めます。
・ 怪我・転倒・徘徊等による事故防止に努めます。
・ 利用者のより快適な生活のための環境作りに努めます。
ウ. 利用者の健康管理に努め、健康の維持増進を図るよう支援する。
・ 定期的健康診断と日々の健康チェックにより、疾病の早期発見と早期の対応に努めると共に、定期的に利用者個々の主治医と連携を図るように努めます。
・ 利用者生活空間の衛生管理により感染症予防に努めるよう支援します。
エ. 高齢者の食生活の基本を踏まえ、栄養バランスのとれた食事の提供に努めます。
・ 食事の個別化を推進し利用者の嗜好、個人の健康状態に合わせた食事作りに努めます
・ 季節に合った郷土料理を献立に反映するよう努めます。
・ 味、香り、温かさ、冷たさ、食器への盛り付け、食卓等に気を配り、美味しくバランスのとれた食事提供に努めます。
・ 利用者個々の要望を聞き、献立に反映するよう努めます。
・ 施設の行う事業を地域に開かれたサービスとし、サービスの質の確保を図ることを目的とし、運営推進会議を開催し、運営の参考とします。
( 2 )職員に関すること
ア. 社会福祉法人迫川会の規程・規則の遵守に努めます。
イ. 施設内の綿密な連携及び情報交換に努めます。
ウ. 専門職としての知識・技術向上に努めます。
エ. 職員自身の健康管理に努めます。
オ. 利用者・来所者に対する親切丁寧な積極態度に努めます。
カ. 公共性の認識・誠実・公正・責任のある勤務に努めます。
(3)認知症対応型共同生活介護設備事業及び地域交流
ア. 大規模災害の発生に備え、自力困難が困難な利用者の生命を守り安全確保を図る視点から、避難場所および避難通路の設備、また、消防署・地元消防団・地元婦人会および地域住民を含めた災害時の協力体制を整備し強化を図ります 。
イ. 不測の事態が生じた場合に、生じた場合に、職員及び利用所が的確に行動かできるよう、可能な限り「危機管理訓練」を実施します。
ウ. 福祉教育と地域福祉事業の理解のため地域住民への啓発活動を行います。
今年度の重点目標
(1) 挨拶を重視し、親切、丁寧な言葉がけを厳守します。
(2) 個人目標を設定し、職員一人ひとりが目的意識を持ち支援業務にあたります。
(3) 危機管理向上を図り、週1回を目標に危機管理訓練を実施します。
(4) 職員教育、育成の方法を確立し、働きやすい職場にしていきます。特に新人の教育を重点的に行い、職場定着ができるように努めます。
(5) 利用者との面会については、感染予防に配慮した方法に取り組みます。
(6) 整理、整頓、清潔を心がけて働きやすい環境の維持に努めます。
(7) 入所時のタイムラグに伴う空床削減に努めるなど、入所率98.5%以上を目指します。